2013年1月13日日曜日

暗い夜

 一昨日から夫はバンコックへ出張のため、家にいません。子供4人を抱えて、チェンマイで運転もしなければいけないので、夫が不在なのは少し不安でした。しかし、いざいなくなってみると、それはそれで楽でした。帰宅時間を気にして食事を準備しなくていいし、微妙な時間に帰ってきて就寝直前の子供が大興奮することもないから、かしら。
 子供と私だけの夕飯を簡単に済まそうと、夕飯はお好み焼きを作りました。子供たちが最近学校で聴いているABBAをかけて、ウキウキ気分で食事を始めようとしたところ、急に音楽が止まり、室内が薄暗くなりました。停電してしまったのです。停電は数秒で復旧することが多いですが、時には数時間かかることもあります。今回は数秒では復旧しなかったため、仕方なくろうそくをつけて、暗くてあまり動けないのでまな板から直接取って夕食を食べることにしました。見る見るうちに日が暮れて、部屋の中はどんどん暗くなっていきます。電気がないとかなり暗いです。子供3人と私は、暗いけれどそれを楽しんでいました。しかし、次女だけはろうそくの明かりだけの部屋の中で、「寝るときも暗かったらこわい。」と言ってしくしく泣き始めてしまいました。次女の気持ちを盛り上げようと歌を歌ったり、ろうそくを部屋中に灯して気分を盛り上げました。途中で長男が鼻息でろうそくを消してしまったり、私がアロマの水をライターの上にこぼして火がつかなくなったりしました。それら一つ一つが懐かしい思い出となっていくのだろうと思いました。
 いつまでたっても復旧しないので「今日は寝ちゃおう!」と決断した頃、部屋の電気がつきました。

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