2012年10月5日金曜日

お役御免

私は子供達のピアノのレッスンに付き添い、いつもメモをとっています。始めは先生の通訳のためでした。今はそれは必要ありません。でも、せっかく送り迎えしてるし、先生のレッスンは楽しいし、とったメモをもとに練習するので、同席することをやめませんでした。
さて、今日は長男のレッスンです。疲れているけれど仕方ない、がんばるか!と残った力を振り絞って出て来ました。
私 「メモ用のノート持った?」
長男「持ってないよ。」
私 「なんで?無いと書けないよ。」
長男「先生が少し書いてくれるから大丈夫。いらないよ。」
と、言われました。確かに、最近の長男のレッスンは難しくなってきて、ド素人の私には、なんてメモしたらいいかわからないことがよくあります。
英語においてもピアノにおいても、私は送り迎え以外必要なくなった訳です。うれしいけれど、突然うまれた空き時間に何をしていいか分からず、今日2度目のスーパーに来ました。買う物がないので、とりあえずカフェでブログを書いています。

2012年10月4日木曜日

お小遣い

 お小遣いは自分の身の回りのことをした上で、その他にお手伝いをしたらあげる、と決めていました。でも、子供達は、宿題やピアノやクラブ活動に忙しくて、なかなかお小遣いをもらえませんでした。そして、子供達の不満は高まり、小遣いの要求をするようになりました。そこで、話し合いをして、定額制にすることにしました。決めたルールは以下です。
・ベッドメイキングや食事の準備と片付けなどお手伝いを欠かさずやる。
・お手伝いは兄妹で助け合って行う。
・食べるお菓子は一日一袋まで。
・ノートに収支報告を記入する。
・ノートチェックとお小遣い支給は、日曜の夜するので、日曜の夜までにノートとお財布を所定の場所に出す。
 このように決めて、一つでもルールを守らなかったりノートの額とお財布の額が違っていたりしたら、翌週のお小遣いはなし、ということにしました。
 金額は、長男40バーツ長女30バーツ次女20バーツ/週(1バーツ≒2.6円)です。学校の売店では5バーツからアイスやお菓子が買えます。
 子供達は、初めての定額支給に大喜びでした。しかし、長女は「でも、まだお手伝いしてないからお金をもらえるのは来週からじゃない?」と言っていました。まじめだなー。

2012年10月1日月曜日

美容院

 私は高校生頃からずーっと同じ美容師さんに担当してもらっていました。だから、他に行くのは抵抗があり、ここでも美容院に行かずに、自分で前髪だけ切ってしのいでいました。
 私は、もともと髪のお手入れや長い髪が好きではありません。暑いし、抜けた髪は長いし、髪が濡れるのが嫌でプールに入りたくなくなるし、全然サラサラじゃないし、嫌なことだらけです。タイ滞在1年半にして、我慢の限界に近づき、勇気を出して、美容院に行ってみることにしました。
 男性の場合は、行く美容院を間違えると、横と後がすごく短く刈り上げられた軍隊のようなカットになる、と聞いていました。細かいニュアンスは伝わりにくいので、8月に遊びに来た友達が持ってきてくれたファッション雑誌持参で、「こんな風にして下さい」と注文しました。
 まずは、シャンプーですが、日本に比べて湯温は低めで、お湯になったり水になったりします。でも、私はそんなサービスまでは求めていません。ただ、普通に切ってくれたらいいのです。シャンプーが終わって、椅子に座ったら、シャンプーをしてくれた女性はどこかに行ってしまいました。そして、やってきたのは、ポロシャツの袖にたくさんピンをはさんだお兄さんでした。袖から出ている腕には、バッチリ入れ墨!お兄さんの髪はサイドを刈り上げて、しましま模様になっていました。かなり不安でしたが、思いの外、物腰はやわらかくて満足のいく仕事っぷりを見せてくれました。
 切ってしまえば、頭も気分もさっぱり。もっと早く切ってもらえば良かったです。

2012年9月28日金曜日

カオマンガイ

 先日、マッサージで裸になって少し冷房がきつかったのに、気が弱くて言い出せなかったため、熱を出しました。一日中寝ている私のために夫がカオマンガイを買ってきてくれました、とりのだしで炊いたご飯に蒸したとりをのっけた料理です。このタレがうまい!!全部は食べられなかったけれど、食欲がなくてもタイ料理が嫌じゃなく、おいしく食べられるようになりました。

SPA

 先日、スパマッサージに行ってきました。友人がスパコースのタダ券をくれて、ひとりで楽しんできました。街中心部にあるのですが、建物の中に入ると、そこは異空間でした。外の喧騒とはかけ離れていて、静かで落ち着いた雰囲気でした。まずはお茶をいただきながら、担当の人がいらっしゃるのを待ちました。
 マッサージを受ける場所は棟ごとに離れていて、私だけで一つの建物を占領?しています。ここはトイレからの眺め。
 マッサージを受けている所を撮影できなくて残念でした。部屋に着くと裸になって、使い捨ての下着をだけをつけて、上から下から右から左からと、全身マッサージをしていただきました。うつぶせの時は、ベッドの上のドーナッツ枕に顔をのせます。視線の先にはちゃんと素敵な花が生けてあり、いい香りがしました。マッサージはハーバルボール?やアロマオイルを使ったり、タイ式マッサージをしたりと、盛りだくさんの2時間でした。しかし、ほとんどうつぶせになっていたため、何をされていたのかはいまいち分かりませんでした。ただ、気持ちよかった。
 マッサージ師さんが私が快適になるために一生懸命がんばってくれると、とっても大事にされてる感じがして、自己肯定感が高まったように思いました。

2012年9月21日金曜日

三女との会話


〜夕食準備中に、下味をつけているお肉をさして〜
三女:おかあさん、これ、ひとの肉?
私 :それは、豚肉。これから焼いて食べるよ。
三女:わたし、好きじゃない。かたいんだもん。
私 :私達が食べるために、このぶたさんのいのちがなくなってるんだから、ちゃんと食べなきゃいけないよ。
三女:じゃあ、とりにすれば?
私 :とりだって、食べるためには殺されるんだよ。
三女:じゃあ、にんげんは?ひとの肉食べればいいじゃん。
私 :おかあさんが死んじゃって、その肉を食べるの?
三女:家族のは食べない。
私 :家族のじゃなきゃ食べるの?
三女:死んだひとの肉食べればいいんじゃない?
私 :・・・。

四歳の三女との会話でした。

2012年9月20日木曜日

一番上と一番下

もう9月も終わりに近づき、今年もあと3ヶ月になってしまいました。私達は来年帰国予定ですが、帰国時期や住む場所はまだ決まっていません。
 長男は11歳で、すでに9回の引っ越しを経験しているため、私達は今度は少しでも長く住めるようにしたいと考えています。来年春には中学生になるため、進路のことも心配しています。インターナショナルスクールの英語はかなり難しくなっているし、日本人補習校の勉強だけでは国語の学力向上が困難なため、勉強時間を確保することが大切です。でも、せっかくの海外生活なので日本ではできない経験を少しでも多くさせてあげたいとも思います。そんなことを夫や本人と幾度も話し合いながら、過ごしていました。
 長男は他の兄弟に比べて要領が悪く、宿題をしたり作文を書いたりするのにものすごく時間がかかり、いつも母をいらいらさせています。忘れ物回数も兄弟の中でトップを独走しています。以前、宿題を提出せずにいて呼び出されたこともあります。だから、学校から帰ると「宿題は何か?今日の宿題は提出したか?」など、しつこいくらいに確認していました。
 一方で三女は、まだ幼稚園年中ですが、プールの時は自分で水着を用意するし、手紙をいただいたらすぐに見せるし、誰よりも大きな声ではっきり話すし、体調が悪ければ先生に英語で伝えられるし、、、幼稚園生活において、特に心配事はありませんでした。
 どちらも、大切な子供です。
 先日、夫と友人と子供達でプールに出かけました。そこで夫は驚く光景を目にしたそうです。「三女が泳いでる!」三女はいつもライフベスト着用でプールに入っていたため、私達は浮き具なしで泳ぐところを見たことがありませんでした。でも、ライフベストを持たずに入ったプールで、短い距離ではありますが、しっかり泳いでいたそうです。子供が泳ぎ始めた時を知らないなんて!!