2012年8月17日金曜日

日本人であるということ

  子供達の通うインターナショナルスクールへは、様々な国の子供達が通っています。タイ人、アメリカ人、イギリス人、フランス人、カナダ人、イスラエル人、韓国人、スイス人などなどです。
 おととい、8/15は終戦記念日でした。長男の学年には数人の韓国人がいます。日本人はかれひとりです。おととい長男はクラスメートに「今日が何の日か知っているか?」と聞かれたそうです。長男が答える前にクラスメートは説明し始めたそうです。終戦して日本が韓国から撤退した、日本人は多くの韓国人を殺した、そしてその数、長男の祖父やその親も同じ、など。長男は、「嫌なことを言う人はいるし、気にしない。取り合わなかった。」と言っていました。
 そこには、動かしがたい事実があり、そのクラスメートは親や学校からその人達の言葉で説明され、深く感じることがあったのだと思います。子供はストレートに表現するので、思いを日本人である長男にぶつけたのでしょう。
 その話を聞いてから、気持ちの中がもやもやとしています。大事なことは何なのでしょうか?歴史を知るということ、様々な角度からの視点を持つということ、人を国名、肌の色、人種などで判断せずに一個人として付き合うこと、でしょうか。

1 件のコメント:

  1. 難しい問題です。
    我が家でも長男がニュースを見て興味を持ち質問してきま
    すが、まともに即答出来る事が少ないです。

    戦争の事や他国との関係、島の取り合いなど
    この国の教育や情報では他国が一方的に悪いとしか
    教わらない事に疑問を覚えました。

    これからは、どんな事も広い視点で感じられるように
    話してみようと
    思いました。

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